トマトの中のトマト
12年程前に社長が知り合いから送られてきたトマトジュースがそもそもの出会い。 それがあまりにも美味しく、「道の駅で売っていたもの」という情報のみの中で 現地に行き探し出し、ようやくの想いでコンタクトがとれた多田農園の多田さんご夫妻がこのトマトジュースの生産者その人。
もともと商売する目的で作られていたわけでは無かったようで、道の駅や近隣の方に差し上げていたジュースでした。バイヤーをしていると日本全国のメーカーのジュースや、トマト農家が自ら加工したジュースを年間何十種類も提案され、飲み続けてきましたが、未だにこれを超える物に出会っておりません。 その味に惚れこんで全量買い取りにてオリジナルとさせていただいております。 美味しさの秘訣は多田さんの知恵と経験がなすシンプルな育て方。 農薬を使わないので害虫から守るためにわざと地面にも「おとり」のトマトを植えたり、トマトとトマトの間ににんにくを植えたり自然なもので無理なく育て上げていて、最後は多田さんの目利きで枝にぶら下がった状態でギリギリまで完熟したもののみを摘んでいます。
ただ赤くなっただけのトマトは使わず、ましてや増量のために青いトマトをブレンドしたりなどはせず、完熟したトマトのみで作られた、まさに「トマトの中のトマト」のジュースです。