六本木店の和田シェフが作るブイヤベース
ブイヤベースは、地中海で獲れた地元の魚介類と野菜を煮込んだ南フランスの郷土料理。魚の骨や内臓などをクタクタになるまで煮込んで、濃厚なスープに仕立てるのが伝統的な調理法です。
一方、六本木の和田シェフは南イタリアで修業したイタリア料理のシェフ。いずれも地中海に面し、食材の豊かさで知られる美食の地でありながら、それぞれに異なった食文化があります。両方の魅力を知る和田シェフのブイヤベースは、南フランス伝統の味を尊重しつつ、南イタリアの良さも取り入れた味わいに仕上がっています。
和田シェフが住んでいた南イタリアのチレント地方は、地産地消が盛んでイワシやマグロなどの魚介類も豊富。野草をたっぷり使い、低カロリー高タンパク質な料理に仕上げるのが特徴です。本品も、いわばチレント地方風ブイヤベース。具材には、チレント地方によく似た風土の瀬戸内海の魚介類を中心に、天然の鯛や車海老、ムール貝、あさり、イカをたっぷりと。そして、塩分濃度を極力抑え、魚介類のうまみを凝縮させて、ハーブの香りを効かせたスープをご用意しています。
魚介類とスープをそれぞれ小分けし、冷凍でお届けします。食べる前日に冷蔵庫で解凍、もしくは流水解凍し、大きめのお鍋にスープと魚介を入れて、火が通ったらお召し上がりください。スープが余ったら、〆はぜひリゾットでどうぞ。